4〜6月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質の季節調整値が前期比0.3%増だった(shutterstock)

実質GDP1.0%増 外需が押し上げ 内需は鈍化

内閣府が15日発表した2025年4〜6月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報によると、実質成長率は前期(1〜3月期)比0.3%増、年率換算で1.0%のプラスとなった。名目GDPは前期比1.3%増(年率5.1%)と、物価変動を含めた伸びは実質を上回った。

成長寄与度をみると、国内需要(内需)は-0.1%と小幅マイナス。一方、財貨・サービスの純輸出(輸出から輸入を差し引いた値)は0.3%とプラスに転じ、全体の成長を下支えした。輸出は実質2.0%増と3期ぶりのプラスとなり、自動車や半導体関連が回復した。輸入は0.6%増にとどまった。

需要項目別では、民間最終消費支出が0.2%増と低調で、家計消費も0.1%増にとどまった。企業の設備投資は1.3%増と前期(1.0%増)から加速し、民間住宅投資も0.8%増と堅調を維持した。一方、民間在庫は-0.3%分のマイナス寄与となった。

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