トランプ大統領 対ロシア制裁警告 和平仲介の最終判断へ2週間
アメリカのトランプ大統領は、ウクライナ情勢の進展次第でロシアへの大規模制裁を科す可能性を示唆した。
トランプ大統領は8月22日、ホワイトハウスの記者会見で、ロシアのプーチン大統領が今後2週間の間にウクライナのゼレンスキー大統領との会談に応じるかどうかを見極め、進展がなければ「大規模制裁」を科す可能性を強調した。トランプ大統領は「私は現在のいかなる和平の努力にも満足していない。これから2週間でどちらの道に進むか選ぶつもりだ。彼らは自然に私の決断を知ることになるだろう」と語り、事態打開への意思を示した。
記者が「何も行動しない選択肢もあるのか」と問うと、トランプ大統領は「まず、誰が責任を負うべきかを見極める。理由があれば理解する。私は自分が何をしているかをよく理解している」と答え、最終的な判断を自らの裁量で下す考えを明確にした。
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