橋からの飛び降り自殺者を捜索する救助船、2025年8月19日、武漢。(映像よりスクリーンショット)
根本対策なき監視強化の虚しさ

武漢で連続の飛び降り 中国全土に広がる「絶望のリレー」

中国・湖北省武漢市で8月19日、1日に2人が相次いで橋から飛び降りる事件が発生した。場所は鸚鵡洲大橋と長江大橋で、1人は救助されたが、もう1人はいまだ行方不明である。

現地当局によると、当日夜に2件の通報があり、救助艇が出動した。現場の動画には、川岸に多くの市民が集まり、不安げに見守る姿が映っていた。この事態を受け、武漢市では夜間に救援隊が巡回するほか、橋の上に地域住民を立たせ監視にあたるなど、異常な体制が敷かれ始めている。

こうした光景は武漢に限らない。四川省宜賓市の長江大橋では、昨年わずか半月で12人が飛び降り、助かったのは4人にとどまった。このため「橋監視員」が常駐するようになったが、自殺は止まらなかった。

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