中国経済悪化で若者は節約生活へ
中国の若者中心に「クレジットカード離れ」加速か 節約志向で9200万枚減少
中国経済の停滞が市民生活に深刻な影響を及ぼしている。最新の統計によれば、過去2年半で全国のクレジットカード発行枚数は9200万枚減少し、11四半期連続で落ち込みが続いている。
各銀行の2025年中期決算でも、クレジットカード関連の主要指標はすべて下降線を描いた。信用残高や取引額の縮小が目立ち、背景には若年層の雇用難と収入減があることが浮き彫りになっている。
若者を中心に「先に消費、後で返済」という生活様式は見直され、節約と貯蓄へとシフトする動きが広がっている。SNS上では「節約こそ自信の源」「ブランド服ではなく数百円のTシャツでも堂々と生きられる」といった声が共感を呼び、「節約は未来への安心だ」という考え方が新しい価値観として定着しつつある。
関連記事
「被災地を映すな」「真相を話すな」中国・広西の洪水から約1か月。住民のライブ配信を制限し、救助隊の動画は削除、決壊ダム周辺を封鎖し、救援テントまで撤去した。現地取材で見えてきたのは、災害の陰で進む情報統制の実態だった
中国の国有企業で、一般社員への身辺調査が拡大。親族の勤務先や海外渡航歴、小学校からの学歴まで会社へ報告を要求する
14回も未払い賃金の支払いを求めた末、爆発事件を起こした中国の30代男。ところが当局が真っ先に消したのは、事件の背景を伝える記事や情報だった。ネットでは「第二の楊佳」との声も。中国当局が本当に恐れているものとは何なのか
中国の不動産市場が長期低迷するなか、海外投資家が中国で保有する商業施設やオフィスビルを、取得価格を大幅に下回る水準で売却する動きが広がっている
告発の手紙まで検閲。中国・陝西省で、郵便局が北京宛ての郵便を開封・検査し、役人名入りの手紙は発送を認めない実態が明らかになった