元弁護士が語る、中国で正義が踏みにじられる現実
「中国は冤罪だらけの国」「法は正義ではなく独裁の道具」 元弁護士が明かす【独自取材】
米ロサンゼルスで2025年8月、元中国の弁護士・周君紅(しゅう・くんこう)氏は本紙と姉妹メディアNTD新唐人テレビの合同取材に応じ、中国司法の暗部を告発した。
湖南省の農村に生まれた周氏は、幼い頃から当局の横暴を目の当たりにしてきた。北京大学で法律を学び、刑事弁護士として活動したものの、目の当たりにした現実は、冤罪だらけの裁判だった。証拠がなくても重刑が下され、弁護の内容すら改ざんされる。「法律で自分を守れると思って弁護士になったが、間違っていた。中国の司法は独裁を守るための道具にすぎなかった」と周氏は断言する。
米国滞在中、周氏はSNSで中国共産党(中共)を批判する投稿をしたことでアカウントを封鎖され、警察から警告を受け、雇用契約も解除された。さらに弁護士資格も強制的に取り消され、帰国すれば投獄されるのではと恐れ、帰国を断念せざるを得なかった。
関連記事
第81回国連総会の開幕に合わせ、NYで法輪功学習者が集会を開催。中国国内での長期にわたる迫害の実態や、海外にまで及ぶ国境を越えた弾圧の停止を求め、穏やかな煉功とともに国際社会へ訴えかけた
「消えた文化財はどこへ?」実名告発した中国市民の焼肉店に、行政5部門が計15回の検査。店はついに休業した。告発への報復なのか
中国北部で新型コロナ変異株「PJ.2.1」による重症者が急増しているとの証言が出ている。中国のウイルス学者は、内部データで突然死も増えていると明かし、当局による情報統制の実態を語った
中国を揺るがしたワクチン不正から8年。「ワクチン女王」に無期懲役。製造記録の改ざん、巨額賄賂、ちらつく「権力とカネ」
中国で長い列ができるのは「病院、米国大使館、そして信訪局」ともいわれる。最後の望みをかけて政府に訴えに来た人々。最後の訴え先で行き場を失った陳情者たち。その絶望は、どこへ向かうのか