米国大統領ドナルド・トランプ氏は、国連で自身が経験した「破壊行為」について、米国シークレットサービス(U.S. Secret Service、USSS)が調査を開始したと明らかにした。写真は2025年9月23日、同氏とファーストレディのメラニア・トランプ夫人がニューヨーク市に到着し、第80回国連総会に出席する場面である。(Alexi J. Rosenfeld/Getty Images)

トランプ氏 国連総会で三件悪質妨害行為を受け シークレットサービスが本格調査

米大統領ドナルド・トランプ氏は、2025年国連総会で三件の妨害行為を受けたと主張し、米国シークレットサービスが調査に乗り出した。

トランプ大統領は9月24日、「米国シークレットサービスが国連で発生した『破壊行為』について調査を進めている」と述べた。同氏は、講演会場に向かうエスカレーターが突然停止したこと、演説用のプロンプターが故障したこと、さらに音響システムが意図的に切られたことを、三件の妨害として挙げ、前日の国連総会「ハイレベル・ウィーク」において妨害を受けたと主張した。

トランプ大統領は自身のSNS「Truth Social」で、23日にメラニア夫人と共にニューヨークで開催された国連ハイレベル会議に出席した際、「三件の破壊工作」に遭遇したと記した。

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