停めた車が勝手に動き出す瞬間、2025年9月29日、山東省。(映像よりスクリーンショット)
「中国のアップル」にまた安全疑惑、リコール直後に新トラブル

中国産シャオミEV 停車中に勝手に解錠・発進【動画あり】

中国で販売台数を急拡大させている小米(シャオミ)の電気自動車(EV)に、再び深刻な安全問題が浮上した。停車中の車両が勝手に解錠・発進する様子が防犯カメラに記録されたのだ。

車主が証拠を突きつけてもメーカー側は「利用者の誤操作」と責任を否定し、利用者の間に不安と怒りが広がっている。

9月30日、山東省威海(いはい)市の男性がSNSに投稿した映像には、店先に停めた青いシャオミ製のセダンが突然「ピピッ」と音を立て、自動でロックされた後、そのまま発進していく様子が映っていた。車主は店内で妻と作業をしており、スマートフォンは箱の中に置かれたままだった。映像には、車が動き出した瞬間、女性が驚いて叫び、男性が慌てて外へ飛び出す姿も記録されている。幸い、けが人や事故はなかった。

▶ 続きを読む
関連記事
黒タク急増で10時間走っても赤字? 中国・東北でタクシーが一斉スト。追い詰められた運転手たちの町で何が起きているのか
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
日本維新の会の石平参院議員は4日、自民党の麻生太郎副総裁が「(高市首相は)中国からいろいろ言われているが、言われるぐらいでちょうどいい」と発言したことについて、「むしろ、中国から文句の一つも言われない日本の指導者の方が要注意であろう」と同意した
湖南省の湘雅二病院で新生児が2度の開胸手術後に死亡した。遺族は医療ミスを疑い、病院側は死亡原因も監視映像も示していないという。ECMOや呼吸器の取り外しも同意なしとされ、危篤時も父親は面会できなかった
中国SNS「ウェイボー(微博)」で異例の凍結ラッシュ。「于朦朧事件」に触れた人は次々と凍結され、利用者の怒りが高まっている。