トランプ米大統領 CIAにベネズエラでの秘密任務を指示 地上作戦も検討
トランプ大統領は10月15日、中央情報局(CIA)に対し、ベネズエラで秘密作戦を実施する権限を与えたことを明らかにした。さらに、同国での地上作戦の可能性についても検討していることを示した。
トランプ大統領はホワイトハウスのオーバルオフィス(大統領執務室)で記者団に対し、「機密指令をすでに下した」と述べた。CIAへの指令は、アメリカがニコラス・マドゥロ政権への圧力を一段と強める動きとみられる。
トランプ大統領は許可を出した理由について、「主に二つある。第一は、彼らが刑務所の囚人をアメリカに送り込んできたこと。もう一つは麻薬問題であり、大量の麻薬がベネズエラからアメリカへ流入している。多くは海上ルートによる密輸だ」と説明した。
関連記事
米中経済安全保障調査委員会は報告書を公表し、過去数十年にわたり、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権と中国共産党当局との間で、金融、石油、国防、社会統制の各分野において緊密な関係を構築してきたと指摘
トランプ米政権がベネズエラのマドゥロ大統領夫妻を拘束する電撃作戦を実施する数か月前から、政権中枢の実力者と秘密裏に接触していたことが、ロイター通信の報道で明らかになった
米国がベネズエラのマドゥロ拘束やイランへの警告を通じ、中国の「陽動ネットワーク」を解体する新戦略を追う。周辺ノードを切り崩し、対中包囲網を再編するワシントンの冷徹な地政学論理と、そのリスクを考察する
中国共産党系のハッカー集団「ムスタング・パンダ」が、マドゥロ大統領拘束という時事ニュースを餌に、米政府当局へフィッシング攻撃を仕掛けた疑いが浮上
ベネズエラで釈放された囚人の多くが、表向きには自由の身となったものの、刑事訴訟の継続や行動制限などにより、実際には完全な自由を得ていない実態が明らかになった。専門家は、弾圧の仕組みが形を変えて今も維持されていると指摘