トランプ米大統領 CIAにベネズエラでの秘密任務を指示 地上作戦も検討
トランプ大統領は10月15日、中央情報局(CIA)に対し、ベネズエラで秘密作戦を実施する権限を与えたことを明らかにした。さらに、同国での地上作戦の可能性についても検討していることを示した。
トランプ大統領はホワイトハウスのオーバルオフィス(大統領執務室)で記者団に対し、「機密指令をすでに下した」と述べた。CIAへの指令は、アメリカがニコラス・マドゥロ政権への圧力を一段と強める動きとみられる。
トランプ大統領は許可を出した理由について、「主に二つある。第一は、彼らが刑務所の囚人をアメリカに送り込んできたこと。もう一つは麻薬問題であり、大量の麻薬がベネズエラからアメリカへ流入している。多くは海上ルートによる密輸だ」と説明した。
関連記事
FBIのパテル長官が、児童救出、スパイ網摘発、殺人率の大幅低下など就任後10か月の成果を語った。フェンタニル密輸やアンティファ資金、焼却予定の機密文書発見など最新状況も明らかに
2021年1月6日のアメリカ議事堂襲撃事件前夜、コロンビア特区でパイプ爆弾を設置したとされる男が約5年ぶりに逮捕された
デル・テクノロジーズのマイケル&スーザン・デル夫妻が、トランプ政権の「インベスト・アメリカ」構想に62.5億ドルを寄付。2500万人の子供に初期預金250ドルを提供
トランプ大統領が「台湾保証法実施法案」に署名。アメリカは対台湾交流の見直しを恒久化し関係を強化。中国共産党の圧力や国連政策にも明確に対抗
トランプ大統領は11月27日、関税政策で得た巨額収入により今後数年で所得税を大幅削減、または完全廃止する可能性を示唆した