首都を覆う異様な緊張
北京が異常警戒 四中全会前に習近平体制を揺るがす前例なき粛清
中国共産党の最高指導部による重要会議「四中全会(しちゅうぜんかい)」が10月20日から北京で開かれるのを前に、首都全体が異様な緊張に包まれている。
会議を目前に控えた17日、中国国防部は突如、大将級の軍幹部9人を一斉に党籍・軍籍から除名した。いずれも中共党首・習近平が直接昇進させた側近であり、今回の処分は、「一族もろとも切り捨てられるような徹底粛清」と受け止められている。習近平の軍に対する支配力が揺らいでいることを示すとの見方も広がっている。
これにより、中央軍事委員会副主席をはじめ、各軍の主要ポストが一気に空席となり、軍の権力構造が大きく動揺している。四中全会では、こうした人事の補充を含む大幅な入れ替えが行われるとみられる。
関連記事
中国での出世がまさかの不利に。公安幹部の夫の「せい」でカナダ移民が却下。公安30年の勤務歴だけで、人権侵害の証拠がなくても不許可に。これが現実
犯罪者より官僚のほうが多い?中国の監獄で起きている異変。いま何が進んでいるのか
中国で少林寺トップが起訴。贈収賄など4つの罪名。なぜ今なのか、後ろ盾の変化に注目が集まっている
中国広東省信宜市旺埇村の住民が火葬場建設計画に反対し、弾圧に抗して立ち上がる様子を捉えた映像がネット上で急速に拡散
国際原油価格の上昇が続くなか、中国共産党(中共)国務院台湾事務弁公室は「台湾は石油供給が途絶える」と主張したが、この発言に対し、ネット上では反発の声が上がった。一方、台湾政府は燃料価格の上昇を抑えるため、価格安定措置を打ち出している