河北省石家荘市のカフェ「人民咖啡館(人民コーヒー)」。官製メディアから批判を受け、看板の修正を求められた。(スクリーンショット)
洒落も通じぬ中国の表現規制

コーヒーも床屋も「ポリティカル・コレクトネス」必須? =中国

河北省石家荘市のカフェ「人民咖啡館(人民コーヒー)」が官製メディアから「政治的意味を商業利用した」と批判され、看板の修正を余儀なくされた。

このカフェは赤を基調とした内装に「人民コーヒーは人民のために」と掲げ、国営企業のような雰囲気を演出していた。

こうした演出に対し、人民日報系の官媒は「『人民』という言葉は政治的象徴であり、私企業が使うのは不適切」と問題視した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の不動産富豪、潘石屹氏が私的な会食で、任志強の拘束や習近平を批判する書簡について語る動画が流出した。書簡は11人に送られ、その後複数人が拘束されたという
米中首脳会談で延長の「貿易休戦」。だが、レアアース問題は解決していない。米欧が供給網を再構築するまで数年を要する一方、北京はなお輸出管理を交渉材料にできる。2027年1月10日までの「時間」をめぐる競争が始まった
中国の土地譲渡収入は2026年1~8月に前年同期比28.6%減少した。地方政府の財政や債務返済への影響が懸念され、「土地財政」が歴史的使命を終える可能性を指摘している
アリババは宅配大手ZTOエクスプレス株を約5億ドルで売却した。過去2年間の資産売却額は200億元を超え、非中核事業を縮小しながらAIとクラウドへの投資を加速している
2026年の最初の8か月間に、中国の「一帯一路」参加国への非金融分野の直接投資は前年同期比11.3%減少し、中国全体の海外非金融分野の直接投資も14.4%減少した。