中共の強権的政策が浮き彫り ドイツは対中デリスキングへ 台湾は高市発言で中国を批判
台湾総統府が、高市早苗首相の「台湾有事」を巡る発言に対する中国の一連の反応を「日本への脅しは地域の安定を脅かす」と強く批判したことで、インド太平洋地域の緊張が高まっている。台湾総統府報道官の郭雅慧氏は、中国側の動きを「政治目的に基づいた複合的な威嚇」であり、「インド太平洋地域の安全保障や安定に重大な脅威をもたらしている」と述べた。
こうした緊張の高まりの背景には、中国共産党が展開する強権的な外交姿勢や、国際ルールに反した経済的威圧がある。中国の行動は、これまで経済的結びつきが深かったヨーロッパ諸国、とりわけドイツを中心とするEUの対中戦略に根本的な変化をもたらし、「デリスキング」(リスク低減)の動きを加速させている。
中国は2024年まで長年にわたりドイツの最大の貿易相手国であったが、現在、中国とEUの関係は緊張を増しており、特にドイツとの摩擦が顕著だ。
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