個別調整されたビタミンD投与で心筋梗塞再発リスクが半減
研究者たちは、特定のビタミンD量を摂取した成人の心筋梗塞生存者が、摂取しなかった人に比べて再発リスクが50%以上低い傾向が見られたことを報告しています。
ユタ州「Intermountain Health」の研究では、すでに1度心筋梗塞を経験した人を対象に、約4年間ビタミンDレベルが40ng/mLに達するよう「個別に調整したビタミンDサプリ」の投与を行ったところ、再発リスクが52%低かった可能性があるとされています(アメリカ心臓協会〔AHA〕声明)。
これは、ビタミンDレベルの管理を受けなかった人との比較によるものです(AHA)。
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