中国鉄鋼業の縮小加速 輸出5割減リスクと業界構造転換
中国では不動産市場の長期低迷に加えて大規模インフラ投資も減速しており、粗鋼生産量と鉄鋼の表観消費量がともに減少している。業界関係者の間では、今後5年間で中国の鉄鋼輸出量が半減するとの見方が広がっている。
今年に入ってから、中国の粗鋼生産量と鉄鋼の表観消費量はいずれも減少傾向にある。『中国証券報』12月2日の報道によれば、1〜10月の粗鋼生産量は累計8億1800万トンとなり、前年同期比3.9%減であった。
中国鋼鉄工業協会(中鋼協)の最新データによると、2025年1〜9月期の国内鉄鋼表観消費量は6億4900万トンで、前年同期比5.7%減となった。
関連記事
世界最大の輸出国が人為的に安い通貨を維持するなか、西側諸国の経済はいつまで持ちこたえられるのだろうか
中国の5月小売売上高にあたる社会消費財小売総額は前年同月比0.6%減となった。自動車や家電、建材の落ち込みが目立ち、都市部の消費低迷も鮮明に
中国の若者失業率「40%超」、投資・輸出・内需が同時崩壊している。元中共当局者が入手した習近平への極秘報告書が暴露する経済の末期症状
専門家は、中共当局の各種の「隠れ債務」を加えれば実際の規模は300兆元に迫っている可能性があり、政府債務は中国経済の時限爆弾だと指摘
中共国家統計局が発表した5月の経済統計で、社会消費品小売総額(個人や社会団体が生活のために購入した実物商品+飲食サービスの合計)が3年ぶりに減少した。内需低迷や自動車販売の落ち込みを受け、中国経済の減速懸念が強まっている