中国の駐日大使がレーダー照射を「日本側が訓練妨害」と主張も 「議論のすり替え」SNS上で非難相次ぐ
中国の呉江浩駐日大使は12月7日、自身のX(旧ツイッター)で、中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射をめぐり、日本側が中国側の訓練を妨害したと一方的に主張した。これに対し、SNS上では「唖然…」「責任転嫁はお手のもの」などと呆れや批判の声が相次いでいる。
中国共産党軍の戦闘機が6日、沖縄本島南東の公海上空で自衛隊機にレーダー照射を断続的に行ったことについて、外務省の船越健裕事務次官は7日午後、呉江浩大使を呼び出し強く抗議した。
一方、呉江浩は7日にXで、船越氏に対し「日本の自衛隊機が中国軍の訓練を妨害した」として強く抗議したと明かした。
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