揺れの中で協力してテレビを押さえる台湾人観光客、2025年12月8日、青森県。(映像よりスクリーンショット)
言葉より先に動いた行動にネットからも賞賛の声

青森地震 台湾人観光客のさりげない優しさが話題に【動画あり】

青森県で大きな揺れが起きた夜、旅館の一室で撮影された動画が台湾と日本のネット上で話題になった。

突然の横揺れで部屋全体が揺られ、棚の物が落ちていく。撮影者の声にも緊張がにじむ。

ところが、その映像には思わず気持ちが和らぐ場面が映っていた。揺れの中、台湾人観光客たちが、倒れかけたテレビをそっと支え合い、傷つけないように気を配りながら床へ移していたのである。慌ただしい状況にもかかわらず、動きには落ち着きと丁寧さがあった。

▶ 続きを読む
関連記事
香港の高層住宅団地宏福苑で発生した大規模火災をめぐり、当局は死者159人と発表。しかし、遺族や市民の間では「実際の死者数や行方不明者はこれを大きく上回る」との声が広がっている。
選挙前日の6日、中国共産党政権の出先機関である「中央政府駐香港連絡弁公室」は、一部の海外メディア関係者を呼び出し、香港の法律を順守し「レッドライン」に触れるような報道を避けるよう圧力をかけた。
香港の大火災を悼む掲示が大学で封鎖され、学生会は事実上の解散扱いに。追悼すら囲われる沈黙の圧力が、いま大学キャンパスにも広がっている。
宏福苑火災の発生後、警報システムや工事監督の在り方を問う声が強まっている。しかし、独立調査を求めた学生の拘束や大学内掲示の封鎖など、市民社会の活動に対する制限も目立ち始めた。火災対応を通じて、香港の統治や言論環境に変化が見られる