ミュージカル「レ・ミゼラブル」終演後 観客が自発的に合唱
中国上海 劇場で響き渡ったタブーの歌【動画あり】
中国では、歌うだけで当局が神経を尖らせる楽曲がある。ミュージカル「レ・ミゼラブル」を代表する、あの曲だ。その歌声が、上海の一流劇場で、しかも観客自身の声によって響き渡った。
12月13日、上海の大劇場で行われたミュージカル「レ・ミゼラブル」40周年記念コンサートの終演後、観客の一部が立ち上がり、「民衆の歌(Do you hear the people sing)」を合唱した。出演者による演出ではなく、客席から自然に広がった歌声だったとみられている。
この曲は、民衆が圧政に立ち向かい、自由を求めて声を上げる場面で歌われる楽曲で、映画版でもクライマックスを象徴する存在として知られている。一方、中国本土ではその内容が問題視され、過去には封禁の対象となってきた。
関連記事
中国河南省が幹部に率先して有給休暇を取るよう求め、観光や交通の割引を組み合わせた消費刺激策を発表した。ネット上では、収入減や雇用不安が続くなか、休暇だけでは消費は伸びないとの声が上がっている
イランでの戦争を受け、中国中石化が中東依存を急減。サウジ産の購入をほぼ止める一方、割安なロシア極東ESPO原油を7~9月に30~40隻分確保し、供給とコストの両面でリスク分散を図っている。
「被災地を映すな」「真相を話すな」中国・広西の洪水から約1か月。住民のライブ配信を制限し、救助隊の動画は削除、決壊ダム周辺を封鎖し、救援テントまで撤去した。現地取材で見えてきたのは、災害の陰で進む情報統制の実態だった
中国の国有企業で、一般社員への身辺調査が拡大。親族の勤務先や海外渡航歴、小学校からの学歴まで会社へ報告を要求する
14回も未払い賃金の支払いを求めた末、爆発事件を起こした中国の30代男。ところが当局が真っ先に消したのは、事件の背景を伝える記事や情報だった。ネットでは「第二の楊佳」との声も。中国当局が本当に恐れているものとは何なのか