左:中国・寧波市の病院で手術を受け、手術後に死亡した5か月の乳児・洛熙ちゃん。右:洛熙ちゃんの父親がSNSに投稿した画面。娘は健康だったとして、手術の正当性に強い疑問を示している。2025年12月。(スクリーンショット)
成功と告げられた直後に急変 同じ病院で続く乳児死亡例

「不要だった可能性のある手術」 中国で健康な赤ちゃんが手術後に死亡

「手術は成功しました」

そう告げられた直後、生後5か月の赤ちゃんは命を落とした。中国で相次ぐ乳児手術死。説明されない経緯が、社会全体の不信を広げている。

中国浙江省寧波市で、生後5か月の赤ちゃんが心臓手術後に死亡した事件は、単なる医療事故として片づけるには、あまりにも多くの疑問を残している。司法解剖の結果により「本来は手術を必要としない状態だった可能性」が示されたことで、医療判断の正当性そのものが問われる事態となった。

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