日本と中央アジア5カ国 初の首脳会合 「東京宣言」採択で新時代へ
2025年12月20日午前、高市早苗内閣総理大臣の議長の下、都内ホテルにおいて「中央アジア+日本」対話(CA+JAD)/カジャッド)・首脳会合が初めて開催された。本会合には、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの5か国大統領が集結した。前日19日には赤坂迎賓館で晩餐会も開かれた。
2004年に日本が他国に先駆けて立ち上げたこの対話枠組みは、発足から21年を経て外相級から首脳級へと格上げされた。高市首相は、国際情勢が激変する中で中央アジアの重要性が増していることを強調し、地域の自律的かつ持続的な発展を推進するため、「『中央アジア+日本』対話・首脳共同宣言(東京宣言)」を採択した。
今回の首脳会合の背景には、中央アジアが持つ複数の戦略的価値がある。第一に、ロシア、中国、アフガニスタン、イラン、トルコに囲まれた「ユーラシアの結節点」としての地政学的な重要性である。テロや組織犯罪といった脅威、さらにはウクライナ情勢やアフガニスタン情勢の影響を受けるこの地域の安定は、国際社会全体の安全保障に直結する。
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