台湾軍は2025年7月10日、新竹で初の米国製新型戦車M1A2Tエイブラムスの実弾射撃訓練を実施した。これは年次軍事演習「漢光演習」とは別に行われた。台湾は7月9日、中国からの侵略防衛を目的とした10日間の訓練を開始。正規軍に加え、過去最多の予備役兵が動員された。(写真:I-Hwa Cheng / AFP)

米国 台湾への武器売却で過去最高約1兆円超 中共の軍事圧力常態化に対応

トランプ第二次政権の発足以降、米国政府は台湾向け武器売却の第2弾を発表した。売却総額は111億540万ドル(約1兆6657億円)に上り、台湾向け武器売却として過去最高額を更新した。台湾が中国共産党(中共)による軍事的圧力の高まりに直面する中、米国は引き続き台湾の防衛力強化を後押しする姿勢を鮮明にしている。

中共軍が「訓練から実戦へ移行する」可能性への警戒感が高まる中、台湾国防部は12月15日に公表した報告書で、台湾軍が分散型指揮統制を通じ、多様化する脅威に対応可能であると指摘した。

台湾国防部は18日、総額111億540万ドル(約1兆6657億円)に上る台湾向け武器売却8件について、米国政府が議会への通告手続きを実施したと発表した。通告後、正式な発効はおおむね1か月後になる見通しだ。

▶ 続きを読む
関連記事
「本日、どこかの時点で彼らからの回答を期待している」と米国務長官は述べた
中国石油タンカーが今週、ホルムズ海峡の入り口付近でイラン軍の攻撃を受けた。イラン戦争勃発以来初めて。中共当局は中国船と認めず、専門家からは、当局が事件の影響を抑えようとしている可能性があると指摘
北朝鮮が憲法を改正し、「祖国統一」など南北統一関連の表現を全面削除。金正恩の核兵器使用権限も明文化した。専門家は、金王朝体制の永久化と対米交渉を見据えた戦略転換だと分析している
フランス製の象徴玩具「キリンのソフィー」が実際は中国で製造していたとフランスメディアが報じ、当局が調査を開始。ブランド表示の実態に疑問が広がっている
イランをめぐる戦争の影響で石油関連製品の輸送が滞り、アジア各国でプラスチック不足への懸念が広がっている。日本石油化学工業協会が最近発表したデータによると、国内のエチレン設備の稼働率は68.6%まで低下し、過去最低を記録