北京で開かれた全国人民代表大会に出席する中共軍代表。資料写真(FRED DUFOUR/AFP via Getty Images)
戦争も内乱もないのに上将が激減

習近平が作った「軍事史の奇跡」 戦争でもないのに上将が消える?

中国共産党軍で、思わず二度見してしまう出来事が起きている。北京で行われた上将の昇進式。晴れの舞台のはずが、壇上は異様に寂しかった。出席していた上将は、新しく昇進した2人を含めても、わずか6人しかいなかった。

上将とは、共産党軍の最高位で、日本で言えば大将クラスである。本来なら、ずらりと並んで記念写真を撮るはずの顔ぶれだ。ところが昨年末には約20人いた上将が、1年も経たないうちに16人も姿を消した。

皮肉なことに、多くの上将は最高指導者の習近平が自ら引き上げた人物とされる。その人事が裏目に出て、いまや軍の上層部は内部対立と疑心暗鬼に覆われている。

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