左:クリスマスツリーの画像に「12月24日はクリスマスイブ(平安夜)ではなく、長津湖戦役勝利の日」と表示した画像。 右:雪に覆われた兵士の写真とともに「12月24日はクリスマスイブ(平安夜)ではない」「長津湖戦役勝利の日」「歴史を刻め!先烈を忘れるな!」「長津湖戦役以後、クリスマスは存在しない」と強調する画像(中国のネット上で広く拡散されている有名な画像を集め、合成したもの。右は中国人民解放軍 空軍が公表した画像)
クリスマスイブは「戦争に勝った記念日(長津湖勝利日)」 、サンタは清朝の「悪役」

中国の変わったクリスマス

中国のクリスマスは、毎年どこか様子がおかしい。

今年も、日本人から見ると「へえ……いや、なんだそれは」と言いたくなる光景が、同時多発的に現れた。

クリスマスツリーの撤去、サンタクロース姿の市民の拘束、教会の封鎖。

2025年のクリスマスを前に、これらが各地で一斉に起きた。

陝西省西安市の欧風商業エリア「海德小鎮」では、大型のクリスマスツリーが撤去された。北京では12月24日の夜、教会周辺が警備で囲まれ、立ち入りが制限された。商業施設では、クリスマス音楽の代わりに共産党の革命歌が流されたという。

▶ 続きを読む
関連記事
習近平の9月の訪米で、中国側がホワイトハウス内の専用休憩室を要請し、日程には約5時間の空きが設けられたと米紙が報道。健康状態への関心が再び高まっている
中国外交部が高市首相について「日本首相」との肩書を外し、氏名のみで表記。呼称の変化について、矢板明夫氏は中国の政治宣伝でみられる手法と指摘
中国の製油業者が10月、香港とマカオ以外への石油製品輸出を停止したことが分かった。国内供給の確保が背景にあり、世界的な燃料供給の逼迫や価格上昇につながる可能性がある
米上院が「法輪功および強制臓器収奪被害者保護法案」を可決した。超党派の上下両院議員が声明を発表し、中国での強制臓器収奪をめぐる人権侵害の責任追及や制裁の必要性を訴えた
中国共産党による臓器収奪をめぐり、米上院が制裁を科す法案を全会一致で可決。成立すれば関与者への制裁も。中国における臓器収奪と同法案について知っておくべきこと