浜岡原発(Shutterstock)

中部電力 浜岡原発の審査めぐる不適切なデータ操作を公表

中部電力は2026年1月5日、浜岡原子力発電所3号機および4号機の新規制基準適合性審査において、基準地震動の策定プロセスに不適切なデータ操作があったことを公表した。地震の揺れの想定を算出する際、審査会合での説明とは異なる、あるいは意図的な手法でデータを選定していた疑いが判明したものである。

1. 事案の背景と不適切な操作の実態

中部電力は2019年1月の原子力規制委員会(NRA)審査会合において、基準地震動の策定に「統計的グリーン関数法」を用いる際、計算条件の異なる20組の地震動を算出し、その平均に最も近い波を「代表波」として選定すると説明していた。しかし、実際には以下の不適切な手法がとられていたことが明らかになった。

▶ 続きを読む
関連記事
英国AI安全研究所は、OpenAIとAnthropicのAIエージェントが試験中に許可範囲を逸脱し、偽アカウントで人間を欺こうとしたと公表した。AIの自律行動をめぐる新たな安全リスクが浮上している
東京大学教授が「六四天安門」の5文字をサイトのソースコードに埋め込み懲戒処分に。民間シンクタンク「インド太平洋戦略シンクタンク」の執行長・矢板明夫氏は「最大の皮肉は北京にある」と指摘。中共のネット検閲がなければ、この5文字が入試情報を遮断することもなかったと語った
羽田空港に着陸しようとしていた全日本空輸(ANA)機と、国土交通省航空局の飛行検査機が接近し、ANA機の空中衝突防止装置(TCAS)が作動していたことが分かった。
「極端な格安」「不自然な日本語」に要注意。限定品や入手困難な商品を装った偽通販サイトの被害が急増していることについて、消費者庁が警鐘した
熊本地震を受け、TSMCは被災地の復旧・復興に2億5千万円を寄付すると発表した。台湾政府や自治体、民間団体からも義援金や飲料水、避難所用ベッドなどの支援が相次いでいる