多汗症に悩む人へ 中医学の自然な改善法
「過剰な発汗には、どうしても慣れることができません。いつも落ち込み、なかなか気持ちを切り替えられないのです」国際多汗症協会のウェブサイトでポール・Mさんはこう語っています。彼は10代の頃から多汗症に悩まされ、特に手のひらと脇の汗が大きな苦痛となり、社交や恋愛にまで影響したといいます。ギター演奏の後、人と握手をするだけでも気まずく感じてしまうほどでした。制汗剤を使うことで全体的な発汗は多少抑えられたものの、手のひらの多汗は改善しなかったそうです。
発汗は体にとって良い働きを持ち、体温の上昇を防いでくれます。また、汗は毒素を排出する手助けもしますが、それは体内の毒素排出の主要な経路ではありません。しかし、体温調節に必要な量を超えて汗が出るようになると、それは「多汗症」という病気です。中医学では、過度の発汗は体質と関わり、体内のエネルギーのバランスが乱れた状態を反映していると考えられています。
多汗症には2つのタイプがあります。最も多いのは「原発性局所多汗症」で、手、足、脇、顔など特定の部位に汗が過剰に出るもので、通常25歳以前に発症し、遺伝的要因を持ちます。もう一つは「続発性全身性多汗症」で、糖尿病、パーキンソン病などの基礎疾患や、ナプロキセンなどの薬の副作用によって全身に汗が出過ぎる状態です。
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