中共メディアがインドのニパウイルス流行を喧伝する背景
近ごろ、インドで発生したニパウイルス感染に関する報道が、中国メディアの複数のウェブサイトで相次いで掲載され、関連話題は微博(ウェイボー)上で急速に拡散し、トレンド入りした。
報道によると、インド東部・西ベンガル州でニパウイルス感染が確認され、これまでに5人が確定診断を受け、そのうち4人は医療従事者で、約100人が隔離措置を受けているという。現在、世界的にこのウイルスに対するワクチンや特効薬は存在しない。
ニパウイルスは極めて高い致死率で知られている。マレーシアのニパ村で初めて確認されたことからこの名が付けられた。ウイルスを保有する果実食性コウモリ(オオコウモリ)が感染源とされ、人は感染した動物や植物(果物)と密接に接触することで感染する。新型コロナウイルスと同様に肺を攻撃するだけでなく、脳にも深刻な影響を及ぼし、致死率は40〜75%に達する。潜伏期間は4日から最長45日で、その長さが隠蔽性と危険性を一層高めている。
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