正月を前に閑散とする中国の農村。人影は少なく、肉すら買えない住民もいるという。2026年2月。(映像よりスクリーンショット)
経済失速で人は戻らず 空き村と貧困が広がる

中国農村から消えた正月のにぎわい

中国の農村で、旧正月の雰囲気が急速に薄れている。本来なら、家族が集まり食卓を囲み、村が一年で最もにぎわう時期であるはずだが、今年は様相が一変した。

多くの村でまず目につくのは、人の少なさである。北部の地域では、大通りに人影がほとんどなく、かつての帰省ラッシュが見る影もないほど静まり返っている。「昔はこの時期、村がいちばんにぎやかだった。今は空っぽだ」と語る住民もいる。

この背景には、出稼ぎ労働者の収入減少と賃金の未払いがある。仕事が見つからず、雇い主から3か月分の給料を受け取れないまま、帰省の費用すらままならない人も少なくない。「金が入ったら帰るつもりだが、いつになるか分からない」と訴える声もある。

▶ 続きを読む
関連記事
比中仲裁判断から10年。日本や同志国が「法の支配」を訴える裏で、赤龍・中国共産党は国際法を嘲笑い、軍事化を強行している。法律を「支配の道具」と見なす彼らの本性と、人類壊滅を狙う驚愕の陰謀を暴く
日中関係の緊迫化に伴い相次ぐ邦人拘束やレアアース規制。資源依存からの脱却と経済安全保障の強化を迫られる中、ビジネスの建前を排し、自由と尊厳を守る独立国家としての「本心」に目覚め始めた日本を描く論評
中国でまた「お化け」出没。お化けが現れると、街中の店が一斉に閉まる。黒竜江省では2か月で34地域に拡大した異例の集団休業。その「お化け」の正体とは
広西の洪水被災地で、毒ヘビに続き今度は養殖ワニの脱走騒動が発生。当局は「デマ」と否定するも翌日には公安がワニを射殺する映像や写真が拡散。ヘビ流出でも説明は二転三転しており、当局発表への不信感が広がっている
「出演したのにギャラゼロ」。中国で歌手10人以上が未払い報酬を一斉告発。泣き寝入りの実態が明らかになった