2026年2月28日、テヘランで爆発が発生し、濃い煙が立ちのぼった。AFP通信の記者は同日午前、テヘランで2回の大きな爆発音が聞こえ、イランの首都中心部と東部の上空に2本の黒煙が上がったと伝えた。(Atta Kenare/AFP via Getty Images)

ハメネイ斬首で中共震撼 トランプ・習会談に与える衝撃分析

米国・イスラエル共同攻撃でイラン最高指導者ハメネイ師が死亡。中共官媒が悲しみを露わにし、専門家は石油輸入と一帯一路の崩壊を指摘。トランプ・習北京会談は「トランプ強し、習弱し」の構図へ-その多重影響を徹底分析。

米国とイスラエルの共同攻撃により、イランの独裁者ハメネイ師が殺害された。中共は、いわば兎死狗烹の故事を連想させるような立場にありつつ、同病相憐れむかのように反応し、官製メディアは「遇害(襲撃による死)」「殉職」などの表現を引用し、服喪期間にも言及した。専門家は、ハメネイ師が「斬首」されたことによる多重の影響を分析しており、その中でも中共への衝撃は極めて大きく、今月末にも北京で開催される見通しのトランプ・習会談にも影響を及ぼすと指摘している。

トランプ米大統領は2月28日、SNS「トゥルース・ソーシャル(Truth Social)」に投稿し、「歴史上もっとも邪悪な人物の一人であるハメネイが死んだ。これはイラン国民にとっての正義であるだけでなく、偉大なアメリカ国民、そして世界各地でハメネイおよびその血に飢えた暴徒によって殺害あるいは傷つけられた人々すべてにとっての正義だ」と述べた。 トランプ氏はまたイラン国民に向けて、今回が「自らの国を取り戻すための最大の好機だ」と訴えた。

▶ 続きを読む
関連記事
米イスラエル空爆でハメネイ師死亡確認。イラン国民が街頭で歌い踊り歓喜、トランプ氏が「自由の時」と呼びかけ。中国共産党系学者・メディアの「米攻撃不能」予言が外れ、ネットで嘲笑の嵐
米イスラエルは2月28日、イランでハメネイ師の秘密会議を狙った空爆を実施。高官ら40名死亡とされる。シャムハニ氏、パクプール氏ら確認。イラン国営メディアも死亡を公表
トルコ政府は、イスラエルと米国によるイラン攻撃への関与を否定。自国が当事者でない紛争において、インジルリク空軍基地を含む領土や領空の作戦利用を一切認めない方針を強調し、SNS上の噂を公式に打ち消した
ロシア外務省が、米イスラエルによるイラン攻撃を「主権国家への計画的な武力侵略」として強く非難。国際法違反を指摘し、中東の安定を損なう無責任な行動であるとして、国際社会に客観的な評価を下すよう求めた