3月2日、ルビオ氏が国会議事堂に到着(Chip Somodevilla/Getty Images)

ルビオ氏 米政府が原油価格高騰の緩和策へ

中東の戦火により、世界の原油価格が揺れている。アメリカのルビオ国務長官は3月2日、原油価格の上昇は政府が事前に想定していたリスク要因の一つだと述べ、トランプ政権は3日に原油価格を安定させるための特別対策を発表する予定だ。

ルビオ氏は記者に、「この過激な宣教師が率いるテロ政権は、世界のエネルギー供給の約20%を遮断する能力を持つ。海軍力を背景に、彼らはこれほど大きな切り札を握っている。我々は彼らの海軍を壊滅する。すでに対応計画は整っている。これが問題になる可能性は、すでに想定していた。ライト・エネルギー長官とベッセント財務長官が、明日から関連措置を実施し、想定される影響の緩和に当たる」と述べた。

アメリカとイスラエルは2月28日、イランに対して軍事攻撃を開始した。これに対しイランはその後、ホルムズ海峡を通過する船舶にも攻撃を仕掛けた。その結果、世界のエネルギー供給網の一部が寸断された。

ホルムズ海峡はイランとオマーンの間、ペルシャ湾の入り口に位置する狭い海峡で、世界でも最も重要な海上輸送路の一つだ。世界の少なくとも20%の石油がこの海峡を通過しており、サウジアラビア、クウェート、イラク、カタール、バーレーン、アラブ首長国連邦、イランなどから各地域へ輸送する石油や天然ガスがここを通過する。

戦闘が始まった後、世界の石油市場では日曜日の取引開始時から価格が大きく上昇した。アメリカの指標原油であるウェスト・テキサス・インターミディエートと、世界の指標であるブレント原油は、1日夜の取引でいずれも前週金曜日の水準より約8%上昇した。

タンカーは航路の安全が回復するのを待つため運航を停止するか、あるいは目的地に到達するためにより長い航路への迂回を余儀なくされており、世界の原油輸送は深刻な影響を受けている。こうした状況を受け、原油価格が上昇した。

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