イメージ画像。就職説明会に参加する中国の大学生、2024年3月24日、中国安徽省阜陽市。 (STR/AFP via Getty Images)
高給で誘い借金だけ残る

中国 就活詐欺で借金地獄 学生100人超が被害

中国で若者の就職難が深刻化するなか、その不安につけ込む詐欺が広がっている。深圳では、就職を希望する学生を狙った「研修名目の詐欺」が発覚し、被害は100人以上にのぼった。

手口は単純だ。求人サイトで「未経験OK」「月給約12万〜16万円(6千〜8千元)」といった好条件を提示し、応募者を集める。面接では「スキルが足りない」として特定の研修を勧め、ローン契約を結ばせる。金額は約40万円(2万〜3万元)に及ぶ。

被害者の一人は、面接で「就職保証」「入社後に返済すればよい」と説明され、約2.8万元(約56万円)の契約を結んだ。しかし実際には、貸付金は本人の手元に渡らず、そのまま研修会社に支払われた。約束は守られず、毎月の返済だけが始まった。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の動物園放送が話題。「その金は自分に使え」一言が刺さる。動物は安全な食事なのに人間は…笑えない現実
中国湖南省瀏陽市の花火工場で5月4日、大規模な爆発事故が発生した。当局は当初、26人死亡、61人負傷と発表していた。一方、現場映像や関係者の証言が相次いで伝えられるなか、実際の被害は公式発表を上回るのではないかとの疑念も広がっている
中国の不動産大手「万科」が2兆円の赤字。養豚事業まで売却へ…
米中首脳会談が数週間後に迫る中、米中双方は複数の分野で交渉カードを積み増している。中国共産党政権の「レアアースカード」は、近年の情勢を受け効果が薄れているとの見方が出ている。
中国・山西省太原市の商業ビルで土曜夜に火災が発生し、少なくとも3人が死亡、23人が負傷した。火は外壁を伝って上階へと急速に燃え広がり、現場では飛び降りて避難した人がいたとの情報も出ているが、実際の被害状況はなお不明な点も多い