中国留学生の唐埸淇がイギリスで反共宣言を公開した場面。2026年3月22日。(ネット映像より)
海外での発言が国内の親族に波及

イギリスで中国を批判した留学生 家族に圧力

中国では近年、「軟肋(ルアンレイ)」という言葉がネット上で、当局に握られる「弱み」を指す言葉として使われるようになっている。本来は肋骨を指すが、折れやすいことから転じて「弱点」を意味する。共産党当局が市民を従わせる際、この「弱み」を握る手法が常套手段とされ、その多くは国内に残る家族である。海外に出ても、家族がいる限り完全な自由は得られないと指摘する。

イギリスに留学中の中国人学生、唐埸淇(とう・ちょうき)が、実名で中国共産党を批判する声明を発表した。その後、中国国内に住む家族に対して圧力がかけられたと本人が明らかにした。

唐氏は3月22日、SNS上で自らの身分証の一部を示しながら「反共宣言」を公開した。動画の中で唐氏は、政治には関心がなかったが、厳しい行動制限や不公平な扱いを経験したことで考えが変わったと説明し、「自由にものが言える社会」を求める立場を明らかにした。

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