11年経っても未完成
中国タイタニック計画破綻か 総額2千億円が放置状態
四川省で進められていた「タイタニック号の再現プロジェクト」が、11年を経ても完成せず、事実上の破綻状態に陥っている。総投資額は10億元、日本円でおよそ2千億円規模にのぼるが、現在は工事が止まり、巨大な船体だけが取り残されている。
この計画は、実在した豪華客船タイタニック号を忠実に再現し、観光施設として公開することを目的に始まった。船は全長269メートル、幅28メートルと実物に近い規模で建造され、内部も宴会場や劇場、豪華な一等客室、展望デッキ、プールなど、当時の船内空間をそのまま再現する構想だった。
さらに投資会社のトップは当時の取材で、「船の鋼板の厚さやトイレの水洗設備、タイルの細部に至るまで、20世紀初頭の英国船と同じ仕様に合わせる」と説明していた。細部まで徹底して再現することが、この計画の売りだった。
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