抑え込まれる不満と高まる緊張
「中国社会は限界に近づいている」専門家が警鐘 官も民も不満拡大
いま中国では、一般市民だけでなく、体制を支える官僚の間でも不満が広がっている。
背景にあるのは、当局による統制の強化だ。反腐敗の名のもとに幹部の摘発が急増している。摘発は汚職に限らず、忠誠心を疑われた幹部にも及んでおり、体制内部の緊張が高まっている。
さらに、退職した幹部に対しても管理が強化されている。海外渡航の制限や思想動向のチェックが行われ、自由に動けない状況が続く。体制内でも「いつ対象になるか分からない」という不安が広がっている。
関連記事
中国で「民族団結進歩促進法」を7月1日から施行する。同法について中共政府は、「中華民族共同体意識」を強固にし、各民族の合法的権利を守るための法律だと説明しているが、真の目的は何だろうか
今年も「We are sorry」の季節がやって来た。豪雨で混乱する中国の空港では、この謝罪放送が利用客の間で「空港専用BGM」と呼ばれている
端午節の時期、中国ではちまきだけでなく車まで包んでいた。6月以降、中国19地域で巨大ひょうが相次ぎ、街にはお布団姿の車がずらり…
「大学生が何を見たか全部わかる」。そんな監視システムの説明書が中国で公開された。若者たちが自分の頭で考えることを、当局は恐れているのである
米国の報告書は、中国で拘束されていない法輪功学習者にも採血や健康診断が求められていると指摘