奈良の鹿にまたがろうとする女性に批判殺到 動画拡散で県が注意喚起
奈良公園は、野生の鹿が生息する観光地として知られている。しかし最近、女性が鹿の背に腰掛けようとする動画がSNS上で拡散し、ネット上で批判が相次いでいる。奈良県もこの行為について「極めて不適切」とし、観光客に鹿との直接接触を避けるよう呼びかけている。
日本メディアによると、拡散された動画には、白いワンピースを着てハイヒールを履いた女性が、鹿の背に座ろうとする様子が映っていた。近くでは、男性がスマホで撮影していた。
動画では、鹿が体を動かしたり頭を振ったりし、嫌がるようなしぐさを見せていた。この動画は6月以降、SNS上で広く拡散され、批判が相次いだ。
ネット上では「動物虐待だ」「奈良の鹿は乗り物ではない」などの声が上がっている。
奈良公園の関係者は、こうした行為について「極めて不適切」と指摘した。鹿がけがをする恐れがあるという。
奈良県はまた、鹿に直接触れることには危険が伴うとして注意を促している。観光客が鹿の角でけがをしたり、蹴られたりする可能性があるほか、マダニを介した感染症のリスクもあるとしている。
過去には、中国本土からの観光客による子鹿への暴行が問題となったこともあり、奈良県は2025年4月からルールを強化した。正当な理由なく鹿にけがをさせる恐れのある暴力行為や、同様の行為を禁止している。
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