2026年1月19日、日本の高市早苗首相が東京・首相官邸で記者会見を行った。(Rodrigo Reyes Marin/POOL/AFP)

日本版CFIUS始動 日本最大級の外資審査制度で中国リスクに備える

中国共産党(中共)に関連する違法活動が日本国内で相次いで発覚しており、日本の経済および国家安全保障上の脆弱性が浮き彫りとなっている。こうした状況を受け、日本政府は近年最大規模となる経済安全保障政策を打ち出し、日本市場への外国資金に対する審査を拡大・強化するとともに、国内における中共関連の違法活動の取り締まり強化を図っている。

ジャパンタイムズの報道によれば、高市早苗政権は6月29日、「日本版CFIUS(対内直接投資審査制度)」を設立し、日本企業を対象とする外国資本の審査を拡大・強化する方針である。

近年、中国に関連する各種の違法活動が相次いで報じられている。例えば、中国籍の研究者が日本の技術機密を窃取し、中国企業へ漏洩した事案や、中国の組織が日本を経由してフェンタニルをアメリカへ密輸している疑い、さらに先月には台湾の検察当局が、容疑者3人が少なくとも1ロットのNVIDIA製高性能AIチップを日本経由で中国へ密輸した疑いがあると発表した事案などである。これらの事例は、日本が中共関連の違法活動の中継拠点として利用されている可能性を示している。

▶ 続きを読む
関連記事
簗和生農林水産相は10月14日、高市早苗首相に大臣の辞表を提出。各種報道機関が報じた。昨年10月に高市政権が誕生して以来、所属閣僚が不祥事によって途中で辞任するのは今回が初のケースとなる
日本維新の会の藤田文武 共同代表は10月14日の衆院予算委員会で、在留外国人数の増加を踏まえ、社会インフラの受け入れ能力に応じて人数を計画的に管理する「量的マネジメント」の確立を求めた。
高市早苗首相は10月12日、自身のX(旧ツイッター)で、世界銀行・国際通貨基金(IMF)合同開発委員会の次期議長に片山さつき財務相が就任すると発表した。
政府は10月9日、飲食料品の消費税率の時限的な引き下げと中・低所得者向け支援金の支給を組み合わせた「消費税・支援金法案」を閣議決定した。
参政党の神谷宗幣代表は10月9日、首相の所信表明演説に対する代表質問を終え、国会内で記者団の取材に応じた。消費税減税を巡り、与党が掲げる食品限定の減税案を批判し、税率を一律に引き下げるべきだとの考えを示した。