イメージ画像。北京市内の店頭に並ぶ白酒、2011年10月。(Liu Jin/AFP via Getty Images)
売れない・儲からない・止まる工場

中国の白酒が「コーラ並み」の値段に

中国を代表する高級酒「白酒」が、かつてない不振に陥っている。

酒蔵が保管していた大量の「原酒」は次々と競売に出されているが、買い手はほとんど現れない。ようやく売れても、500グラムあたり約80円前後と、コーラ並みの価格まで値下がりした例もあった。

原酒とは、穀物を発酵・蒸留したままの酒で、水で薄めたり味を調整したりする前の「白酒のもと」だ。市販の白酒は複数の原酒をブレンドして造られるため、原酒は酒蔵にとって最も重要な資産とされ、「寝かせるほど価値が上がる」と言われてきた。

▶ 続きを読む
関連記事
第2回世界人型ロボット競技大会に出場を予定している中国の人型ロボット1台が短距離走テスト中、カーブで進行方向を適時に修正できず、コース脇の配電盤に正面から衝突。腰部の関節を損傷し、火花が飛び散ったことがSNSで話題になっている
中国各地で、80代の高齢法輪功学習者が相次いで拘束・収監されている。脳血栓や重度の高血圧を抱える人も例外ではない。 高齢者にまで及ぶ弾圧の実態を追う
中国で出国者への審査が強まっている。上海浦東国際空港では個人情報の記入やスマホ検査を求められたとの報告があり、米国では一部の中国人がパスポート更新を拒否されるケースも出ている
中国共産党(中共)財政部のデータによると、2026年上半期の国有土地使用権譲渡収入は9778億元にとどまり、前年同期比31.5%減少した。2021年上半期に記録した最高水準と比べると、すでに7割以上縮小している
ティム・ホートンズ中国事業は、2019年の進出以降黒字化できず、累積損失は約33億元(約700億円)に達した。第2四半期の売上高は前年同期比21.7%減、既存店売上高も17.8%減となった