2026年7月8日、広西チワン族自治区貴港市の学校で、1万人以上の教職員と学生が洪水により孤立し、物資不足や避難の遅れに直面している。さらに、洪水とともに大量のヘビが施設内に流れ込んでいるとの情報もある。(動画のスクリーンショット/合成画像)

中国 広西洪水で学校孤立1万人超 ダム決壊・毒蛇流入で避難遅れ

広西では連日の激しい降雨により複数のダムが危険な状態となり、横州市の六藍ダムが決壊した。これにより下流の村や町は広範囲で浸水し、貴港市の学校では1万人以上の教職員と学生が孤立、物資不足や避難の遅れといった問題に直面している。孤立した学生やその家族が大紀元の取材に応じ、緊迫した状況を語った。

中国本土メディアによると、台風10号の影響で、広西では約77%の地域で豪雨レベルの降雨が発生した。南寧、貴港、欽州、防城港では降水量がいずれも600ミリを超え、多くの地点で過去の記録を更新した。広西全域では14の地級市と63の県・区が被災し、被災者は37万5千人に達している。

長時間にわたる強い降雨の影響で、横州市では六藍ダム、雲表ダム、三岔ダム、茶園ダムなどが相次いで危険な状態となった。中でも六藍ダムの被害は深刻で、堤体の崩壊は約50メートルに及び、大量の水が一気に流出した。下流の村や町では交通が遮断され、住民は断水・停電の中で救助を待つ状況に置かれている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国河北省で発覚した「ホルムアルデヒド白菜」問題。告発者は2か月以上にわたり流通経路を追跡し、現場を撮影。「報復は怖い」と語りながら、食品安全の実態を明らかにした
日本で高齢者を助ける通行人に「助けちゃだめ」と叫ぶ中国人観光客の動画が再拡散。南京彭宇事件や最近の賠償トラブルから、中国で人助けをためらう社会不信の背景を追う
中国で、白菜を長距離輸送する前に防腐目的でホルムアルデヒド溶液に浸す様子を映した動画が最近拡散し、食品へのホルムアルデヒド混入問題が再び注目を集めている。中国産キムチや白菜を毎年大量に輸入する韓国など、周辺国でも懸念が広がっている。
中国の7月若年失業率は17.9%と過去3年の7月で最高水準に上昇した。1270万人の卒業生が就職市場に流入する一方、低賃金・不安定雇用が広がり、保護者からは「大学まで出した意味がない」との嘆きが出ている
中国河北省で白菜へのホルムアルデヒド使用が問題となるなか、2012年の官製メディア報道では、同様の鮮度保持が中国各地で行われ、業界の慣行になっていた実態を伝えていた