不正選挙 「証拠ゼロ」という神話
評論
COVID-19パンデミック中のアメリカにおける投票手続きの変更、そしてワシントンで1月6日に起きた事件へと至る論争の的となった2020年大統領選挙以来、数百万人のアメリカ人が、この国の選挙制度は十分な透明性と安全性を備えているのかと疑問を抱いてきた。2020年の出来事についてどのような見解を持っていようとも、選挙に対する国民の信頼を回復することは、喫緊の国家課題である。
こうした背景から、米連邦議会下院は先般、「SAVE法(Safeguard American Voter Eligibility:アメリカ人有権者資格保護法)」を可決した。この法案は、連邦選挙の投票登録の際に、アメリカ市民であることを証明する文書の提出を義務付けるものである。申請者は原則として許容される書類の提示を求められ、郵便投票を行う有権者にはさらなる本人確認要件が課されることになる。大統領が支持する関連提案では、郵便投票の対象を軍務、病気、障害、長期旅行といった状況下に限定しようとしている。
関連記事
スペースXがロシア軍の無許可スターリンク端末を遮断し、前線通信やドローン運用に影響が広がった。代替の衛星網「ラススヴェート」は軌道投入が難航し、ロシアの通信能力に課題が浮上している
かつて世界が推進した「ネットゼロ」政策は、欧州の電力不足やエネルギー危機を機に見直しを迫られている。本記事では専門家の指摘やテック企業の方針転換を交え、極端な気候変動対策と現実の乖離を浮き彫りにする
世界の注目を集める米国の債務問題。しかし真の火種は、隠れた巨額債務と成長力欠如を抱える「ユーロ圏」にあるかもしれない。中央銀行の買い支えも限界を迎えるなか、次の国家信用危機の震源地となるリスクに迫る
原爆投下から81年。米国の決断は「悪魔の所業」だったのか、本土決戦を回避し無数の命を救う苦渋の選択だったのか。当時の軍事的・地政学的背景を再検証し、現代の独裁政権による核の脅威と兵器の本質に迫る
中国国営メディアが生誕100年で称賛する江沢民元党首。しかしその裏には、天安門事件での台頭、法輪功迫害や「厳打」運動、形骸化したWTO公約など、隠蔽された弾圧と強権統治の冷酷な歴史的事実が存在する