法輪功迫害27周年 米連邦議員15人が中共を非難
法輪功への弾圧開始から27周年を迎えるにあたり、米連邦議会議員15人が相次いで支援ビデオや書簡を送り、ワシントンで開催された反迫害27周年記念の大規模集会・デモ行進を支持した。議員らは中国共産党(中共)に対し、法輪功への迫害を停止し、国民の基本的権利を尊重するとともに、国境を越えた弾圧行為をやめるよう求めた。
米連邦議会・行政府中国委員会(CECC)は7月21日、Xで声明を発表し、法輪功への迫害を「中共が犯した最も恐るべき暴挙の一つ」と非難し、自由世界の国々が一致してその暴挙を止めるよう呼びかけた。
上院議員、制裁法案と責任追及を訴え
テキサス州選出のテッド・クルーズ上院議員はビデオメッセージで、中共による弾圧は「とうの昔に止められるべきであり、アメリカは今こそ断固たる行動を取るべきだ」と述べた。
クルーズ氏は、自ら提出した「法輪功保護法案」に触れ、迫害の実態を明らかにするとともに、加害者の責任を追及する必要性を強調。「暴政が最も恐れるのは真実であり、闇が最も恐れるのは光である」と述べ、法輪功学員の活動に連帯を示した。
インディアナ州選出のトッド・ヤング上院議員も、中共による人権侵害への対応はアメリカの道義的責任だと指摘した。
ヤング氏は、法輪功修煉者を含む信仰者が拘束され、「基本的な人間の尊厳を奪われてきた」と批判。強制的な臓器収奪への制裁措置などを盛り込んだ法案について、「深刻な人権侵害の責任を追及するための具体的措置」になると説明した。「皆さんの支えがあってこそ、私や他の議員たちはこれらの課題を最優先事項として位置づけ続けている」としている。
フロリダ州選出のリック・スコット上院議員も、強制的な臓器収奪に関与した個人への制裁を求め、「中共政権が犯した恐るべき犯罪の責任を必ず追及しなければならない」と訴えた。
下院議員「迫害は今なお進行中の犯罪」
長年にわたり中国の人権問題に取り組んできたクリス・スミス下院議員は、法輪功への迫害について「過去の出来事ではない。今なお進行中の犯罪である」と指摘した。
同氏は、法輪功学員が投獄や拷問、強制失踪、強制臓器収奪の被害を受けてきたとし、アメリカ政府に対して、拘束中の学員の釈放要求と、迫害に関与した中共当局者への制裁を求めた。
カリフォルニア州選出のヤング・キム下院議員は、27年間にわたり迫害を受けてきた法輪功学員に「深い敬意」を表明。中共当局による弾圧が国外にも広がっているとして、米国内における法輪功学員への嫌がらせや、神韻芸術団の公演を妨害する動きにも懸念を示した。
キム氏は、「世界中で権威主義体制に苦しめられている、自由を愛する人々のために声を上げ続ける」と述べた。
国境を越えた弾圧に相次ぐ懸念
複数の議員は、中共による弾圧が中国国内にとどまらず、アメリカを含む海外にも及んでいると警告した。
下院「国際宗教自由コーカス」共同議長のガス・ビリラキス議員は、米国内で憲法上の権利を行使する人々に対し、外国政府が嫌がらせや脅迫を行うことは「容認できない」と強調した。
同氏は、アメリカが「あらゆる形態の国境を越えた弾圧に警戒を怠ってはならない」としたうえで、中共に対し、法輪功への迫害と国外の異論者に対する脅迫を停止するよう求めた。
フレンチ・ヒル下院議員も、神韻芸術団や法輪功学員を標的とした弾圧が米国内にまで及んでいると指摘。「法輪功を守ることは、単に中国に関する問題ではなく、基本的人権に関わる問題だ」と述べた。
元米海兵隊中将のジャック・バーガマン下院議員は、中共の責任を追及するため、米国が同盟国と協力していく必要性を強調した。
超党派議員が信仰の自由への支持を表明
ジョー・ウィルソン下院議員は、中共が「自由を極度に恐れている」と指摘し、暴力的な弾圧を容認しない姿勢を示した。
サム・グレイブス下院議員は、宗教・信仰の自由は「すべての人が享受すべき人権」だと強調。迫害に抵抗する法輪功学員の勇気と献身は、自由に信仰を実践する権利を守るうえで「最良の模範」だと評価した。
民主党のエマニュエル・クリーバー2世下院議員も、信仰や平和的な修煉を理由に逮捕、拘禁、殺害されることは決して許されないと指摘。「迫害に対して立ち上がらねばならない」と訴えた。
ジェイソン・スミス下院議員は、組織的な強制臓器収奪を「人権と信仰の自由に対する最も凄惨な侵害の一つ」と表現し、迫害の実態を明らかにしてきた法輪功学員の活動を称賛した。
トム・ティファニー下院議員は、法輪功学員をはじめ、宗教的少数者や政治的異論者、芸術家、ジャーナリスト、人権擁護者に対する弾圧に懸念を示し、「中国国内における人権侵害と弾圧の停止を求める」と表明した。
ジェームズ・ウォーキンショー下院議員は、国際社会に対し、基本的自由を守り、人権侵害の責任を追及する取り組みを継続するよう呼びかけた。
議員らの声明には党派を超えて、法輪功への迫害停止、拘束者の釈放、強制的な臓器収奪への責任追及、国境を越えた弾圧への対抗を求める姿勢が示された。