ルビオ米国務長官 2028年大統領選出馬「予定ない」 世論調査ではバンス氏上回る

2026/09/11
更新: 2026/09/11

ルビオ米国務長官兼大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は最近、2028年の大統領選への出馬について「現時点で予定はない」と述べた。

ルビオ氏はコロンビアのニュース局RCNのインタビューで、「将来どうなるかは分からないが、現時点では出馬を考えていない。今は何の候補者でもない。100%仕事に集中している。2つの職務を兼務している以上、そうしなければならない」と語った。

ルビオ氏は2016年の共和党大統領候補指名争いに立候補したが、最終的に指名を獲得したトランプ氏に敗れた。現在は、トランプ氏の後継者候補の一人として、また「MAGA(米国を再び偉大に)」運動を引き継ぐ人物として取り沙汰されている。

ただ、2028年の大統領選には、バンス副大統領が出馬する可能性がある。バンス氏が出馬すれば、ルビオ氏の大統領選出馬は難しくなるとの見方もある。

一方、米エマーソン大学と米紙ヒルが8月下旬に公表した世論調査では、民主党候補との4つの想定対決で、ルビオ氏がいずれもバンス氏を上回っていた。

ジョージア州選出の民主党上院議員ジョン・オソフ氏とカリフォルニア州知事ギャビン・ニューサム氏は、バンス氏をそれぞれ5ポイント上回った。一方、ルビオ氏との対決では、オソフ氏が3ポイント、ニューサム氏が2ポイント上回った。

カマラ・ハリス前副大統領との対決では、ハリス氏の支持率が49%、バンス氏が45%となり、ハリス氏が4ポイント上回った。一方、ルビオ氏との対決では、ハリス氏がルビオ氏を5ポイント下回った。

ニューヨーク州選出の民主党下院議員アレクサンドリア・オカシオ=コルテス氏は、バンス氏に2ポイント、ルビオ氏に5ポイント、それぞれ差をつけられた。同調査で、バンス、ルビオ両氏との対決でともに敗れた民主党候補は同氏だけだった。

ただ、2028年の共和党大統領候補指名争いでは、バンス氏が優位に立っていることを示す世論調査もある。

米ハーバード大の調査機関ハーバードCAPSと調査会社「ハリスエックス」が今月2日に発表した調査では、バンス氏が44%で首位となり、ルビオ氏が21%で続いた。

ルビオ氏は昨年、米誌バニティ・フェアのインタビューで、バンス氏が2028年大統領選に出馬する場合は支持すると述べている。

バンス氏は6月、米CBSニュースに対し、自身の大統領選への出馬について、11月の中間選挙後に妻のウシャ氏と相談する考えを示した。夫妻は7月に第4子を迎えている。

バンス氏は「ウシャと私は、これから家族にとって何が最善なのか、必ず話し合う」とした上で、「私の意思決定の仕方は、本当に決めなければならない時まで決めないことだ」と語った。

また、トランプ氏は自身の出馬判断を支持してくれるとの見方を示し、「米大統領が、私が最終的にどのような決断をしようと、全面的に支持してくれることに疑いはない」と述べた。その上で、「ただ、具体的に何をするのかについては、まだ話し合っていない」と説明した。

トランプ氏は6月、保守派の論客ミランダ・ディバイン氏のポッドキャストで、2028年の共和党大統領候補について、「バンス―ルビオの組み合わせなら、打ち負かすのは非常に難しい」と述べた。

トランプ氏は両氏について、「人間的な部分、人間関係が興味深い。2人を一緒に見ると、とても仲がいい」と語り、良好な関係を評価した。

大紀元のワシントン特派員。 ワシントン政治を中心に、政治とスポーツ、スポーツと文化の交差点についても取材・報道を行っている。 過去には、Mediaiteのライターや、Jewish News Syndicateのワシントン特派員を務めた。 また、The Washington Examinerにも寄稿したことある。 ジョージ・ワシントン大学卒業。