【分析】世界のエネルギー供給が脅威に直面 原油高は脆弱
中東での衝突とロシア・ウクライナ戦争が継続的に激化しており、世界のエネルギー供給の要衝であるペルシャ湾のホルムズ海峡、紅海のバブ・エル・マンデブ海峡、および黒海の航行が深刻な支障を来している。
世界の原油在庫が数年ぶりの低水準にある脆弱な局面において、世界経済は「エネルギーの喉元を締められる」厳しい試練に直面している。ただし同時に、これについて楽観的な分析を示す専門家もいる。
『ウォール・ストリート・ジャーナル』や複数メディアの報道によると、中東での衝突が近年拡大する中、イラン関連の行動によりホルムズ海峡の航行が阻害されている。同海峡はもともと世界の海上石油貿易量の4分の1を担い、世界の液化天然ガス(LNG)輸出量の約5分の1もこの水路を経由している。
関連記事
米国とサウジアラビアが30年間にわたる民生用原子力協力協定に正式に署名した。同協定は同国のエネルギー転換にとって極めて重要視されている。その一方で中東地域全体で危険な核軍拡競争を引き起こすと懸念の声も上がる
イラン大統領府向けの機密報告書で、国民の政府への怒りや政権不信が深刻化していることが明らかになった。80%超が食料不足に直面し、専門家は新たな抗議の可能性を指摘している
米エネルギー大手シェブロンが、イラクの油田への投資とシリア経由のパイプライン建設を検討している
米軍が来週にも、イランのエネルギー施設や発電所への空爆に踏み切る可能性があると報じられた。一方、トランプ氏は、イラン側が米国に接触し、合意を求めてきたと説明。さらに、米国人1人が釈放されたことも明らかにした