サウジ東西パイプライン攻撃で操業停止 衛星画像に巨大な煙柱

2026/09/12
更新: 2026/09/12

サウジアラビア・エネルギー省当局者は9月11日、国営メディアに対し、「東西パイプライン」(East-West Pipeline)が攻撃を受け、当局がリヤドとメディナ地域にあるパイプラインを閉鎖したと明らかにした。この攻撃で複数人が負傷し、市場でも懸念が広がっている。

AFP通信によると、当局者はサウジ通信(SPA)に対し、「東西パイプラインのリヤド(Riyadh)とメディナ(Medina)地域に位置する一部が、9月10日午前に複数回の攻撃を受けた」と述べた。

さらに、「予防措置として東西パイプラインの操業を停止した。今回の攻撃で複数の人員が負傷した」と説明した。

センチネル3(Sentinel-3)衛星の画像では、パイプライン沿いに長さ100キロ近くに及ぶ巨大な黒い煙柱が確認され、メディナとマハド・アッザハブの間の砂漠地帯に広がっていた。

衛星画像のデータによると、同じ地点で大規模な火災が発生し、10キロ未満の範囲に複数の熱異常地点が集中していた。火災放射パワーは70メガワットを超え、通常の火災の2倍以上に達した。米航空宇宙局(NASA)がこの日公開したFIRMSのデータによると、燃焼は少なくとも8時間続いた。

「東西パイプライン」は、サウジアラビアの原油をアブカイクから紅海沿岸のヤンブーまで輸送するパイプラインで、同国にとってホルムズ海峡を通過しない唯一の原油輸出ルートである。

今回の火災が発生した時期には、フーシ派が過去24時間以内にサウジアラビア領内に対して複数回の攻撃を実施していた。

(中央通信社より転載/責任編集:盧勇信)