停電で暗闇となった兵馬俑の展示館。観光客はスマートフォンのライトを頼りに見学した。(2026年8月4日、ネット映像より)
展示館は閉鎖、館内は大混乱。それでも営業を続けた博物館

真っ暗で蒸し暑くても「どうぞ中へ」 世界遺産・兵馬俑(中国・西安)で物議を醸した対応

世界遺産「秦始皇帝陵(しんのしこうていりょう)」(中国・西安)の博物館で8月4日午後、場内が突然停電し、一部展示館が真っ暗になるトラブルが発生した。

ここでは、中国を初めて統一した始皇帝の墓を守るために造られたとされる約8千体の兵士や馬の像「兵馬俑(へいばよう)」を公開している。中国を代表する観光名所として、日本人観光客にも人気が高い。

ところが当日は設備の老朽化による停電で、2号坑、3号坑と文物展示室は閉鎖された。一方で入口では検票が続けられ、事情を知らない観光客が次々と館内へ入場。館内は蒸し暑く混雑し、開放されていた1号坑ではスマートフォンのライトを頼りに兵馬俑を見学する異例の光景が広がった。

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