大型連休で混雑する上海の観光スポットで、警察官らが手をつないで「人間の壁」を作り、観光客の流れを整理する様子。(2026年10月、上海、ネット動画より)
上海恒例の混雑対策

ことしも「警察官の壁」 上海の大型連休

せっかくの大型連休。ところが上海の街には今年も警察官がずらり。楽しい休日ムードとは対照的に、どこか物々しい空気が漂った。

夜景の名所・外灘や、繁華街の南京路歩行者天国などでは、警察官や武装警察が手をつないで横一列に並び、「人間の壁」を作った。観光客を小さな集団に分け、止めたり通したりしながら人の流れを整理する。

なぜ、わざわざ人間が壁になるのか。目的は、密集した人が一斉に動き、将棋倒しなどの事故が起きるのを防ぐためだ。中国では「ファスナー式人間の壁」と呼ばれ、上海では大型連休の恒例となっている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の10月の大型連休で、各地で数時間の充電待ちが発生し、最長7時間待った例も。充電器の増設が進む一方、需要の集中や設備投資の偏り、業界の過当競争など構造的な問題が浮上
ブランチ米司法長官は、中国共産党による越境弾圧への対応を司法省の「最優先事項」と表明した。FBIや財務省など政府機関のあらゆる手段を活用し、関係者への捜査・訴追を続ける方針を示した
中国経済は「日本化」に向かうのか、それとも「ソ連化」に向かうのか。近年、両説にはそれぞれ支持者がいたが、今、新たに第3の可能性として「ソ連式日本化」が浮上している。
中国の俳優・王星が昨年だまされてミャンマー東部ミャワディに連れ去られた事件で、新たな捜査資料が明らかになった。王星は4日間で3回転売され、人身売買組織は学歴やタイピング速度などを基準に被害者を値踏みし、最大20万元で売買していた
映画より昼寝サービスが人気、巨額を投じて大々的に宣伝した映画には見向きもしないのに、「ひどすぎる駄作」には客が殺到。客離れの裏で何が?