プルーンについて意外と知られていない5つの事実

プルーンは、手軽に食べられる便利なおやつというだけではありません。このしわの寄った小さな果実は、便秘などの悩みに頼れる「おばあちゃんの知恵」として最もよく知られているかもしれませんが、骨密度を保つのにも役立ちます。プルーンに含まれるポリフェノールなどの成分は、炎症や酸化ストレス(体内で活性酸素などが過剰になり、細胞や組織に負担がかかる状態)を軽減し、骨が分解される働きと新しくつくられる働きのバランスに影響を与える可能性があります。

その甘いひと口に詰まった驚きは、健康への効果だけではありません。

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1. 宇宙食

プルーンには、宇宙食としての意外な未来が待っているかもしれません。アメリカ航空宇宙局(NASA)の支援を受けた研究者たちは、宇宙放射線が骨に及ぼす悪影響から、プルーンが体を守る可能性について調べてきました。これは、長期間の宇宙滞在で懸念されている問題です。

ある研究では、放射線を浴びたマウスで骨量が大幅に減少した一方、乾燥プラムを含む餌を与えられたマウスでは、放射線による損傷の一部が抑えられました。ほかの動物を用いた研究でも、放射線による骨量の減少に対する食事面での対策として、乾燥プラムの可能性が検討されています。

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2. 代替材料としての優れた可能性

プルーンは、焼き菓子やパンづくりに使える健康的な材料です。水と一緒にかくはんしてピューレにすると、ブラウニーやマフィン、パンなどのレシピで、バターや油の一部を置き換えることができます。これにより、加える油脂の量を減らしながら、食物繊維と自然な甘みを加えられます。

プルーンのピューレは、焼き菓子やパンのしっとり感を保つのにも役立ち、もともと含まれている糖分が甘みを添えます。まずは、レシピにあるバターの一部を、同量のプルーンのピューレに置き換えてみてください。

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3. カリフォルニア生まれ、カリフォルニア育ち

アメリカで購入したプルーンを食べているなら、それはほぼ間違いなくカリフォルニア州で栽培されたものです。同州は、アメリカ内のプルーンの99%、世界の供給量の約40%を生産しています。

カリフォルニアの長い生育期間、日差しに恵まれた日中、涼しい夜、そして谷あいの肥沃な土壌は、プルーンの栽培に適した条件をもたらしています。

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4. 限られた系統

カリフォルニアのプルーン産業の起源は、175年以上前に同州へ持ち込まれたフランス産プラムの1本の枝にさかのぼります。フランスからの移民ルイ・ペリエは、高く評価されていたダジャン種のプラムの枝を、サンノゼ伝道所の近くに生えていた野生のプラムの木に接ぎ木しました。

数年のうちに木々は実をつけ始め、ほかの農家も注目するようになりました。1870年代までには、ヨーロッパ産プルーンに対するアメリカでの需要の高まりに応えるため、栽培農家たちはペリエの木から増やした苗木を植えるようになっていました。

このダジャン種の系統が、カリフォルニアのプルーン産業の基盤となったのです。

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5. プラムからプルーンへ

乾燥したプルーンを約454gつくるには、新鮮で熟したプラムが約1.36kg必要です。プラムの大部分は水分で、そのほとんどが乾燥の過程で取り除かれるため、実は大幅に縮みます。

収穫後の果実は洗浄され、内部の環境が管理されたトンネル型の乾燥設備で乾燥させます。その際、生産者は温度、湿度、時間のバランスを慎重に調整します。プラムは水分を失うにつれて縮み、色が濃くなり、プルーンとして知られる、かみ応えのあるひと口大の果実へと変わります。この過程では、果実に残る成分も凝縮されます。そのため、同じ重さで比べると、プルーンには生のプラムよりも天然の糖分や食物繊維、特定の栄養素が多く含まれています。

(翻訳編集 井田千景)

 

ニューヨークを拠点とする健康レポーターである。栄養療法の専門家であり、機能的栄養と自然食品に重点を置いた活動を行っている。