2025年2月28日、ザンビア中部州セレンジェにある中国企業が運営する小規模な露天掘りの銅・マンガン鉱山での作業風景(Kang-Chun Cheng/AFP via Getty Images)

中共「債務のわな」でザンビアが破綻危機 巨額融資の実態と国民を襲う生活苦

ザンビアはかつて、アフリカでも経済成長の速い国の一つだった。しかし、中国共産党(中共)から巨額の借り入れを重ねた結果、深刻な債務危機に陥り、国全体が破綻寸前に追い込まれた。国民も厳しい生活を強いられている。

中共の大手国有銀行や金融機関は、インフラ投資を餌に、ザンビア政府や国有企業への融資を続け、複雑な融資の仕組みを利用して影響力を拡大してきた。ところが、債務が膨らみ、返済能力が低下すると、金融機関は強硬な姿勢を取り、融資情報の不透明さも債務再編を難しくしている。さらに、深刻な干ばつによる電力供給の制限が重なり、その影響は一般家庭や小規模事業者にも広がっている。

ザンビアでは、国民の約60%が貧困状態にあり、電力供給の大部分を水力発電に依存している。2024年、数十年に一度の深刻な干ばつによって国内の貯水池が干上がり、財政難も重なって、ザンビアの電力会社は電力供給の制限を始めた。

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