法輪功

法輪功とは
「法輪功」について 暴力的な迫害 なぜ迫害? 主要な統計データ 真相を伝える
what's Falun Dafa

「法輪功」について

「法輪功」は、「法輪大法」とも呼ばれる佛家の伝統に根ざした精神修養法です。「真、善、忍」の道徳的な理念に、坐禅と4つのゆったりとした動作を合わせたもので、学習者は日々の生活の中で自らを高めます。書籍を読み、不健康な習慣や欲求を手放していくことが、法輪功の修煉過程です。

法輪功は、1992年に中国東北部の吉林省長春市で李洪志氏によって伝え出されました。健康効果における実績と理念の奥深さから、法輪功は急速に広まり、1999年には学習者は1億人に達しました。

現在、法輪功は世界100カ国以上で愛好されていますが、中国では共産党政権による残酷な迫害が続いています。

暴力的な迫害

20年以上にわたる迫害のなかで、数百万人の法輪功学習者が警察の嫌がらせや拷問を受け、拘束・監禁されました。拷問の最中に落命する者は後を絶ちません。さらに、中国共産党は法輪功学習者から臓器を強制的に摘出し、移植手術で暴利を貪っています。

中国共産党は官製メディアで法輪功に対する誹謗中傷のプロパガンダを流布し、迫害を正当化しようとしました。その言説は海外メディアに転載され、全世界に発信されました。

法輪功学習者は圧力のなか、世界各国で真実を伝えています。中国本土では2000万人から4000万人もの法輪功学習者が平和的な活動を続けていると推定されています。

なぜ迫害?

中国共産党が法輪功を迫害する理由として、以下の4点が挙げられます。

1. 1998年に中国当局が行った公式調査によると、当時の法輪功学習者の数は7000万から1億人にのぼりました。いっぽう、中国共産党の党員数は6000万人に過ぎず、一部の中共指導者は法輪功の人気ぶりを脅威とみなしました。

2. 法輪功には宗教団体のような正式な会員制度がなく、教会などの礼拝施設もありません。中国共産党は宗教団体を支配下に置きましたが、法輪功はその支配を受けない最大のグループとなっていました。

3. 中国共産党は無神論や唯物主義、闘争理論を唱えていました。そのため、一部の中共指導者は、「真、善、忍」を重んじる法輪功を共産主義的支配に対する脅威と考えました。

4. 当時の江沢民総書記が、自身の権力基盤を固めたいという個人的な動機から、共産党指導部高官の反対を押し切って迫害を命じました。超法規的な秘密組織「610弁公室」を設け、党と国家機関を動員して迫害を主導しました。

主要な統計データ

法輪功に対する迫害はどのような規模で行われているのでしょうか?

被害者の証言や人権団体の報告書、調査報道などによると、今まで少なくとも数百万人が拘束され、そのうち少なくとも数十万人が拷問を受けました。拷問や虐待で亡くなった学習者の数は、判明している事例だけでも4900人以上です。強制臓器摘出の犠牲者を加味すれば、その数はさらに膨れ上がります。

いっぽう、法輪功学習者はそのような迫害にも屈せず、隣人や地域コミュニティに対し真相を伝え続けています。現在、推定2000万〜4000万人の学習者が中国共産党による人権侵害の事実を世の人々に伝えており、これは世界最大の不服従運動となっています。

真相を伝える

法輪功学習者は20年余りにわたり、中国共産党の憎悪と暴力に満ちた迫害に抗っています。平和的な草の根運動を通して、人々の法輪功に対する誤解を解いています。

彼らは、中国共産党による人権侵害や人道に対する罪を告発する資料を作成し、監視の目をかい潜って中国全土で配布しています。そうした地道な努力によって、国営メディアのプロパガンダしか知らない中国人に真実の情報を提供しているのです。国外向けにも人権侵害の事例を発信しています。

中国共産党による迫害に対する法輪功学習者の取り組みは、今や世界最大の不服従運動となっています。

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なぜ迫害?
主要な統計データ
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法輪功の文章

法輪功創始者発表「なぜ衆生を救い済度するのか」

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法輪功創始者発表「なぜ人類はいるのか」

李洪志大師は法輪功の創始者です。法輪功は法輪大法とも呼ばれ、宇宙の根本的特性である「真、善、忍」の理念に則して心身の向上に努める気功修煉法です。李洪志先生が1990年代初めに中国で一般に公開した法輪功 ...
中国臓器狩り
臓器狩り タイムライン
Stop Organ Harvesting

臓器狩り

中国の病院が共産党当局と共謀し、良心の囚人から臓器を強制摘出していることが、調査により判明しています。臓器の主な供給源は法輪功学習者です。

拘束された良心の囚人は定期的に血液検査を受けます。移植患者と条件がマッチすれば、生きたまま臓器を摘出され、そのまま死に至ります。中国の臓器移植は国家事業として、少なくとも年間10億ドル以上の収益をあげていると推定されています。

この非人道的な犯罪は、中国のドナーシステムに対する分析や、臓器狩りを目撃した医者や看守に対する聞き取り調査などによって明らかにされています。

2019年には英国・ロンドンで臓器狩りに関する民衆法廷が開かれ、「中国全土で長年にわたり大規模な臓器強制摘出が行われている」との結論に至りました。

ことの始まり

2006年、日本に駐在していた中国人ジャーナリストが大紀元に極秘情報を告白しました。瀋陽市近郊に秘密の大型刑務所があり、数千人の法輪功学習者が監禁されていて、中国当局が営利目的で彼らの臓器を強制的に摘出し、死体を焼却炉で焼いている、といったおぞましい内容でした。

その後、カナダの弁護士と元閣僚の独立調査により、中国共産党による人体ビジネス「臓器狩り」の問題が世界に広く伝えられました。中国では、2000年代の法輪功への迫害と時期を重ねて移植件数や移植病院の数が急増し、ドナー登録者や死刑囚(中国では刑執行後に臓器が移植用に提供されていた)の数よりもはるかに多くの移植が行われていることが明らかになりました。

2019年にイギリス・ロンドンで開かれた第三者委員会からなる模擬裁判「中国民衆法廷」は、臓器狩りが広範囲で実施されており、現在もなお続いていると結論付けました。米議会での非難決議やヨーロッパでの関連法改正、国連による懸念表明など、この人道に対する罪の停止・廃絶に向けて世界が動き始めています。

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