米ゼネラル・モーターズ(GM)のリック・ワゴナー会長兼最高経営責任者(CEO)は、日産自動車<7201.T>と仏ルノーとの提携の可能性を「迅速に」検討する意向を示した。退職者医療費について上院委員会で証言した後、記者団に話した。
会長は「このような案件については、受諾の可否決定を速やかに下したいものだ」と指摘。期限は明らかにしなかったが「迅速に行う」と述べた。
ワゴナー会長は14日に日産自とルノーのカルロス・ゴーン社長と会談するが、「取り得る選択肢すべてについてじっくりと話し合う」と語った。GMが提携を必ずしも成功させる必要がないとも指摘し「GMには優れた計画があり回復の途上にある」と述べた。
(ロイター7月13日=ワシントン)
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