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米ロ首脳会談、ミサイル防衛やイラン核問題を協議

 ブッシュ米大統領とロシアのプーチン大統領は2日、米メーン州で2日目の会談を行った。プーチン大統領は、両国間の関係を緊張させている米国のミサイル防衛(MD)システム計画について、新たな代替案を提示した。

 会談終了後、ブッシュ大統領は、プーチン大統領の提案を「非常に革新的」で検討に値すると評価したが、ロシアが反対している東欧でのミサイル防衛施設建設計画を堅持する姿勢を示した。

 米国のミサイル防衛計画をめぐっては、プーチン大統領が6月にアゼイバイジャンにあるロシアのレーダー施設を共同使用するという対案を提示した。

 これについて、米政府は従来の計画にとって代わるものではないとの見解を明確にしているが、すでに米国の構想に懐疑的な姿勢を見せている欧州の同盟国に柔軟性がないと受け止められることを恐れ、あからさまな拒否はしていない。

 プーチン大統領は2日の会談で、ロシア南部のレーダー施設も対象に組み入れ、「北大西洋条約機構(NATO)・ロシア理事会」の下で欧州諸国も加えてミサイル防衛について検討することを提案した。

 プーチン大統領はかねて、米国のミサイル防衛計画について、イランなど「ならず者国家」に対する防衛が目的という米政府の説明には納得がいかないと述べていたが、会談後、「両国の関係は、まったく新しいレベルに上がることになる」と述べた。

 一方、ブッシュ大統領は、国連の制裁強化を目指しているイランの核問題について、米国の懸念をプーチン大統領と共有した、と述べた。

 しかし、先の制裁決議の内容を後退させたロシアが米国に同調するかどうかは依然不透明。プーチン大統領は、さらなる協議が必要と述べるにとどめた。

[ケネバンクポート(米メーン州)2日 ロイター]

 (07/07/03 10:15)  





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