【大紀元日本9月4日】新唐人テレビ主催の第二回「全世界華人ヴァイオリンコンテスト」の決勝は8月30日夕方6時半に、マンハッタンのカーフマンセンターで幕を閉じた。5時間にわたる白熱した競演を経て、金賞は米国テキサス州の周穎さん、銀賞は台湾の林品任さんに授けられた。
「全世界華人ヴァイオリンコンテスト」は、ニューヨークに本部を置く新唐人テレビが主催する文化・芸術に関する「九大コンテスト」の一つ。その趣旨は「中国の文化・芸術が西洋の文化・芸術と交流する場を、世界の華人に提供する」ことである。
今回のコンテストの課題曲は、高度な技巧を要するパガニーニの幻想曲とヴァイオリン協奏曲「梁山伯と祝英台」だった。審査委員は、競演者の曲に対する深い造詣および完璧な技巧と表現力を称賛し、会場の観衆たちも水準の高い演奏に堪能した。
大会審査委員で著名な指揮者・陳汝棠氏は「今回のコンテストに参加したヴァイオリニストたちはレベルが非常に高く、技術だけではなく、曲の奥義を汲み取っていた。表現したいものすべてが音色に奏でられ、それぞれの演奏が観客を感動させる見事なパフォーマンスだったと思う」と審査の感想を述べた。
 | | 新唐人テレビ総裁・李j氏から金賞を授与される周穎さん(愛徳華/大紀元) |
|  | | 審査委員長の林家綺氏から銀賞を授与される林品任さん(愛徳華/大紀元) |
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中国のクラシックを採り入れた世界初の国際大会
今回のコンテストでは「梁祝」(梁山伯と祝英台)が課題曲として採用された。中国のクラッシックを取り上げることは、国際大会では初めての試みである。大会審査委員長の林家綺氏は大会の趣旨について、「正統的な古典音楽を紹介し、同時に世界の華人ヴァイオリニストたちが才能を発揮する場を提供すること」と解説した。
競演者たちにも新唐人テレビが定めた課題曲は好評で、中国の古典芸術と伝統文化を世界に広めることに一役買うことの意義を感じたようだ。
ニューヨークの古典音楽愛好家のミッシェルさんは、競演を鑑賞した後、感無量に次のように語ってくれた。「優しい『梁祝』の音色は、魂の琴線に触れるようだった。私のすべてが音楽に溺れ、むせび泣いてしまった。深い縁で結ばれているような、精神的で、美しい何かを強く感じた。」
中国人チェロ演奏家のジェームズ・鄭氏は、「とても啓発された。自分を閉じ込めていた多くの枠や古いものが打ち破られたように感じた。このコンテストは、西洋音楽の演奏家にとても大きな助けとなる。中国の伝統作品を表現する上でも、非常に刺激になった」と感想を語ってくれた。
トップ水準の演奏に、観客は感極まって涙
来場の観客たちは、競演者たちの精彩な演奏に身を任せ、時には微笑み、時には沈思する。一曲終わるごとに、熱烈な拍手が送られた。水準の高さに観客たちは感動して、思わず涙を流していた。
長年教育界で仕事をしていた中国大陸出身の王さんは、これほど多くの若い華人ヴァイオリニストがいるとは、思いもよらなかったという。「決勝に進出したヴァイオリニストたちは、自分でコンサートを開くほどの実力がある。この大会は、磁石のように世界各地の秀でた若い華人を吸い寄せた」と語った。
音楽、テレビ、エンターテインメントの仕事に従事しているシーモン・アプリバーン氏は、次のように感想を述べた。「参加者の技巧は疑いの余地なく、とても優れている。それぞれが独自のスタイルを持ち、才気溢れる新鋭たちだ。世界がこのコンテストを注目している。音楽界で30年ほど活動してきたが、このようなコンテストは初めてだ。ラテン系、アフリカ系、南アジア系、その他多くの民族に焦点をあてた催しがあるが、このコンテストは世界一だと思う。主催者である新唐人テレビが称賛されるのは当然だろう。」
他の観客も、コンテストの純粋さに特に感銘を受けたようだった。
(翻訳編集/李頁)
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