人権派弁護士と元北京大助教授、法輪功集団迫害の実態を調査
【大紀元日本12月18日】希望の声ラジオ局(本部:米ニューヨーク)の報道によると、中国の人権派弁護士・高智晟は11月末、元北京大学の焦国標・助教授と共に、吉林省の長春市、遼寧省の大連市などの各地で、15日間にわたり、法輪功学習者らが受けた拷問・迫害の実態を調査した。調査終了後の12月12日、胡錦涛・中国国家主席と温家宝首相宛てに、3通目の嘆願書を提出した。嘆願書に調査の対象だった20人近くの法輪功学習者が受けた拷問内容が詳細に記述され、想像を絶する残酷な迫害について再度問題を提起した。
今回の嘆願書は国内外で公表され、明かされた迫害真相は大きな反響を呼んだ。
高弁護士は「調査の過程で終始、心に激震が走り続けた。この迫害は人類の道徳や感情、認識では到底受け入れ難い真実であり、初めて人間の文字や言葉はこれほど無力なもので、その残虐性を言い表すことが困難だと痛感した。以前から拷問が濫用されていることを知っていたが、ここまで野蛮であるとは想像もできなかった、これは人類の悲しみである。私の妻は調査報告書を読み通したが、途中で何度も気絶しそうになったと言った。いまこうして話している間に、どこかで私たちの同胞が権力による残虐な迫害を受けていると思うと、平静を失ってしまう。一方、この迫害真実がほとんど社会に知られていないのはとても残念なことだ。中国当局はこの弾圧が反社会的で、非道徳的であることを十分に認識しながらも、6年間も残酷な迫害を続け、さらにあらゆる卑劣な手段を駆使して、真相を隠し通そうとしている。こういう政府が最も卑劣である」と心情を語った。
関連記事
「手術は成功しました」
そう告げられた直後、生後5か月の赤ちゃんは命を落とした。中国で相次ぐ乳児手術死。説明されない経緯が、社会全体の不信を広げている。
AIおもちゃは本当に安心なのか。米国の調査で、子どもの発達や個人情報、さらには考え方への影響まで問題視された。クリスマス前に知っておきたい現実。
12月17日夕方、中国南京市で百度地図や高徳地図など主要ナビアプリが一斉に異常を起こし、配車や宅配が大混乱した。衛星信号の妨害が原因とされ、「中台企業家サミット」の厳重警備による電波干渉との見方が広がっている
日本の参議院議員・北村晴男氏は次のように述べた。日本や西側諸国では、肝臓や腎臓の移植は一般的だが、待機期間は通 […]
中国の人気ミルクティー「霸王茶姬」創業者の結婚式が話題。披露宴の乾杯は酒ではなく全員ミルクティー。二日酔いなし、宣伝効果抜群の結婚式に注目が集まった。