中国有毒乳製品の製造メーカー、社名変更して生産再開

【大紀元日本11月3日】中国の有毒乳製品問題に新たな展開。渦中のメーカー「三鹿集団」はこのほど当局の許可を得て社名を変更して生産再開したことがわかった。

「三鹿集団」は自社製の乳児用粉ミルクにたんぱく質の代替品として有毒物質メラミンを混入し、摂取した乳児の多くが腎臓結石を発症し死亡例も出した。事件発覚後「中国国家質検総局」は同社の生産許可証書を取消したが、最新の公表によると、同社のグループ企業は社名を変更して生産再開していた。

河北省石家庄市の副市長・栗進路氏はこのほど、県内にある「三鹿集団」の本社工場の生産再開の準備が整えており、そのグループ企業7社はすでに社名を変更して生産を再開していたなどと公表。

インターネットサイトでは、当局のこの対応に非難が続発。

「中国乳業協会」の理事・王丁綿氏は、「債権者と被害者にとってこれは極めて無責任な行為である。社名を変更した三鹿集団は優良資産を移転すれば、その実体は空になり、被害者と債権者への賠償も事実上空論になる」と指摘した。

(翻訳編集・叶子)